和白丘にある「リンサーラ」つのうえりなです♪

 

幼いころの写真・・・なたまめ・・・デッカイ!

DSC01820

 

宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を子どもが音読しています。

その中で

 

~・・・(略)

欲ハナク

決シテ イカラズ

イツモ シズカニワラッテル

一日ニ 玄米四合ト

味噌ト

少シノ野菜ヲタベ

アラユルコトヲ

ジブンノ カンジョウニ 入レズ

ヨクミキキシ ワカリ

~・・・(略)

ミンナニ デクノボウ トヨバレ

ホメラレモセズ

クニモサレズ

ソウイウモノニ

ワタシハ ナリタイ

 

あまり深くこの詩を考えたことはなかったけど

私も小学校の時、習ったんだよね~???

当時のことは、まったく記憶にない。

 

今、読むと

面白さがわかるー!

 

まず

【一日に玄米四合ト】

って!!!!!

一日、四合食べていたんだと驚きました!

しかも玄米を!

 

とボソッと口にすると

子どもが

「まぁ、宮沢賢治は、裕福だったからね~」と。

 

あたしが言いたかったことは、そういうことではなかったんだけど・・・(笑)

やはり昔の方の体力、胃腸力は、半端ないな~ということ。

 

【欲ハナク

決シテ イカラズ】

については、

「あたしなんか欲だらけだし。

怒らないなんてありえない。」と・・・子ども(笑)

 

 

そして、最後の

【ミンナニ デクノボウ トヨバレ

ホメラレモセズ

クニモサレズ

ソウイウモノニ

ワタシハ ナリタイ】

という宮沢賢治の言葉に

「ほんとに?ほんとか?」と疑問を投げかける(笑)

 

デクノボウって

役立たず、気の利かない、操り人形

という意味がある。

 

デクノボウなんて呼ばれたくないし

褒められたいし

役立たずといわれるわたしになりたいとは思わない!!

 

と多感な小学高学年!

正直でよろしい(笑)

わたしも変わらない。。。

でも賢治が言いたかったのは、そういう表層の部分ではないのだと思う。

 

 

津波、洪水、地震によって農作物の被害を少なくし

人々が安心して田畑を耕せるようにできないか。

と必死で考えたり

「いねの心がわかる人間になれ」という思い。

DSC01835

自然の脅威に立ち向かうためには

みんなで力をあわせ、たがいにやさしい心を通わせ

農作業の中に楽しさをみつけ、工夫し、喜びを見つける。

人間も動物も植物も、たがいに心が通いあうような世界が

賢治の夢だった。

その中で出来上がった物語。

 

風や雨を自分の力で動かすことができるという「風の又三郎」

 

冷夏で農作物がとれないため、

人工的に火山を爆発させて暖かくしようとする「グスコーブドリの伝記」

 

「セロ弾きのゴージュ」は、弾き方が下手で、いつも指揮者にしかられていた。

もうやめよう、と思った時

野ねずみやうさぎ、たぬきなどの病気を

自分の音楽で治すことができるのを知る。

 

大切な妹、トシをなくした悲しみのどん底で書いた作品

「銀河鉄道の夜」

などなど

 

なんでも早く

合理的にできることがよいと思われるような世の中になってきて

賢治の夢は、受け入れられなった。

 

それでも

夢をあきらめない気持ち。

 

時代を超えて

人間も動物も植物も、たがいに心が通いあうような世界は

やってきているのかもしれない。

 

DSC01833

 

 

 

 

 

和白丘にある「リンサーラ」つのうえりなです♪

 

幼いころの写真・・・なたまめ・・・デッカイ!

DSC01820

 

宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を子どもが音読しています。

その中で

 

~・・・(略)

欲ハナク

決シテ イカラズ

イツモ シズカニワラッテル

一日ニ 玄米四合ト

味噌ト

少シノ野菜ヲタベ

アラユルコトヲ

ジブンノ カンジョウニ 入レズ

ヨクミキキシ ワカリ

~・・・(略)

ミンナニ デクノボウ トヨバレ

ホメラレモセズ

クニモサレズ

ソウイウモノニ

ワタシハ ナリタイ

 

あまり深くこの詩を考えたことはなかったけど

私も小学校の時、習ったんだよね~???

当時のことは、まったく記憶にない。

 

今、読むと

面白さがわかるー!

 

まず

【一日に玄米四合ト】

って!!!!!

一日、四合食べていたんだと驚きました!

しかも玄米を!

 

とボソッと口にすると

子どもが

「まぁ、宮沢賢治は、裕福だったからね~」と。

 

あたしが言いたかったことは、そういうことではなかったんだけど・・・(笑)

やはり昔の方の体力、胃腸力は、半端ないな~ということ。

 

【欲ハナク

決シテ イカラズ】

については、

「あたしなんか欲だらけだし。

怒らないなんてありえない。」と・・・子ども(笑)

 

 

そして、最後の

【ミンナニ デクノボウ トヨバレ

ホメラレモセズ

クニモサレズ

ソウイウモノニ

ワタシハ ナリタイ】

という宮沢賢治の言葉に

「ほんとに?ほんとか?」と疑問を投げかける(笑)

 

デクノボウって

役立たず、気の利かない、操り人形

という意味がある。

 

デクノボウなんて呼ばれたくないし

褒められたいし

役立たずといわれるわたしになりたいとは思わない!!

 

と多感な小学高学年!

正直でよろしい(笑)

わたしも変わらない。。。

でも賢治が言いたかったのは、そういう表層の部分ではないのだと思う。

 

 

津波、洪水、地震によって農作物の被害を少なくし

人々が安心して田畑を耕せるようにできないか。

と必死で考えたり

「いねの心がわかる人間になれ」という思い。

DSC01835

自然の脅威に立ち向かうためには

みんなで力をあわせ、たがいにやさしい心を通わせ

農作業の中に楽しさをみつけ、工夫し、喜びを見つける。

人間も動物も植物も、たがいに心が通いあうような世界が

賢治の夢だった。

その中で出来上がった物語。

 

風や雨を自分の力で動かすことができるという「風の又三郎」

 

冷夏で農作物がとれないため、

人工的に火山を爆発させて暖かくしようとする「グスコーブドリの伝記」

 

「セロ弾きのゴージュ」は、弾き方が下手で、いつも指揮者にしかられていた。

もうやめよう、と思った時

野ねずみやうさぎ、たぬきなどの病気を

自分の音楽で治すことができるのを知る。

 

大切な妹、トシをなくした悲しみのどん底で書いた作品

「銀河鉄道の夜」

などなど

 

なんでも早く

合理的にできることがよいと思われるような世の中になってきて

賢治の夢は、受け入れられなった。

 

それでも

夢をあきらめない気持ち。

 

時代を超えて

人間も動物も植物も、たがいに心が通いあうような世界は

やってきているのかもしれない。

 

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